厚岸

牡蠣の養殖で有名な厚岸。
牡蠣以外にも、海老、蟹、鮭、秋刀魚など豊富な魚介類に恵まれている。
厚岸湖の入り口にあたる厚岸大橋は湖南地区と湖北地区を結んでいる。

橋の上からは、湖に浮かぶ鳥居を見ることが出来る。
厚岸の海を200年以上見守ってきた弁天島である。

厚岸大橋とカキ島(厚岸町HPより)
 湖南地区と湖北地区を結ぶ長さ456.5mの厚岸大橋は、北海道で最初の海上橋として昭和47年9月に開通しました。  

 厚岸大橋ができる前の交通機関は、日本道路公団のフェリーボート『厚岸丸』で、それ以前は、町営の渡船で人や自動車などを輸送していました。しかし、冬期は流氷や結氷により欠航することも多く、また、昭和40年代に入ると自動車の保有台数が増加したため、フェリーでの輸送は限界に達していました。

 海底地盤のボーリング調査で橋を架けることが可能であることが判明し、昭和44年から3年あまりの工期を経て橋が完成し、町の最大の願望が実現しました。


 厚岸湖には牡蠣島(正式には弁天島)と小さな弁天神社があります。この神社の創建は定かではありませんが、寛政3年(1791年)の記録に残っており、文政3年(1820年)には祭典が行われたことも記録されています。また、以前この島は面積が広く、保養館や料亭もあったほどでしたが、現在では地盤沈下で小さくなってしまいました。